歩くの大好き!

 ヒアルロン酸が枯れるまで

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2007.07.03[火] 腰が… (長文)



二日前に無理な体勢(体位ではない)をした際に、腰の筋を痛めた。

寝る時にお布団の上で、ゴロゴロしたら治るやろう。と 「鷹」でググって 高を括って(亀甲縛りに)、ゴロゴロしてみたけど、いつものようにパキッと筋が戻ることはなかった。
Tarzanの「夏までに割れた腹筋を手に入れる」特集でモデルさんがやっていたようにゴロゴロしてみたけど、パキッと鳴らなかった。 逆に通称三段腹と呼ばれる横方向に割れた腹を返上したくなった。

眠れば治るやろう。と死んだように眠り散らかした。
生き返ったように目を覚ましたけど、痛いままだった。

その内忘れるやろう。と出掛けたものの、落とした消しゴムを拾うふりをしてスカートの中を覗く時などに腰は痛んだ。

酒をたくさん呑めば忘れるやろう。と酔拳のマネ?と聞かれるぐらい呑み散らかして、家に帰って、ガマガエルも耳を塞ぐようなイビキをかいて寝たのに、起きたらやっぱり腰が痛い。

自己治癒の道を断念し、整骨院でゴロンゴロンされたら治るやろと、看板を見ながら歩いた。
ピンクサロンなどが並ぶ繁華街の裏道にその整骨院はあった。

看板は複数掛かっていて、一つは「○○整骨院」、また一つは「○○鍼灸院」、また一つは「○○整体」とある。
○○部分は同じだが怪しい! 場所も診療内容も怪しい!
ここに入ることにした。
シンドラーエレベーターで三階に上がる。
診療所の扉を開ける。
お客のものと思われる靴が一足ある。
スリッパは20足ぐらい並んでいる。

スリッパに履き替え勝手に上がって奥に進むと、小さな窓の奥の禿げた爺さんと目が合った。
「腰の筋が痛いんですけど…」と伝えると、ワンワンワンワンとミニチュアダックスフンドが走って来た。
爺さんは「みどりちゃん!ダメよ!」と叱るのだが、みどりちゃんはワンワン吠えながら、ボクの足やカバンや股間を嗅ぎ散らした。
2、3質問され、「じゃあ鍼を打とう。」と決められた。
ベッドの上でゴロンゴロンされるものと予想してたボクは、「はぁ…」と間の抜けた返事をするのがやっとだった。
みどりちゃんは自分の身長で嗅げる部分を全部チェックし終わると奥に帰って行った。

吾輩ぐらいの大物であるから、吠えながら突進して来る猛犬に動じることも無く、股間を嗅がれるという辱しめを受けようとも、自我を保ち眉一つ動かさず、やり過ごせたものの、動物に慣れない幼児などが、かのような畜生に吠えられ、突進されたならば、阿鼻叫喚、口や鼻など穴という穴から液体を垂れ散らかし、声の限りに叫ぶに違いない。 まぁ、幼児が整骨院に現れるケースは極めて少ないとは思うが…

なんだかゴチャゴチャした室内で、たくさんの椅子があって、その内一つの椅子にお婆さんが座り、膝に何かの器具から何らかのパワーを受けている。

ボクは白いタオルが掛かった細いベッドに寝かされた。
ベッドの上のレールにはタオルが干してあって、うつ伏せに寝るとベッドの下にはサッカーボールが転がっていた。

Tシャツをめくられ、ジーンズを下ろされ、肛門ギリギリのトコまでパンツを下ろされた。
アンモニアみたいな液体の着いた脱脂綿で拭き散らかされた後、チクっと何か刺された。
こそばかった(くすぐったかった)ので、少し仰け反ると、「あんた鍼は初めてか?」と聞かれた。
「はい」と答えると、「ボクの鍼は痛くしない鍼だからね。」と言われた。
確かに、チクっとするだけで、痛くはないのだが、痛い鍼にも興味がわいた。
ツボを探り、トンっと刺す、ツボを探り、トンっと刺す、探し当てられるツボはくすぐったくて、我慢するのに必死だった。 吾輩は背中の性感帯を知った。
何本刺されたか、吾輩の腰はヘルレイザーのようになっているのだろう。
今度はその鍼に電気を通すという。 ワクワクした。
「大変微弱ですから」と言われてガックリし、本当に微弱でガックリ。 部屋が暗くなるまで電圧上げてくれてもいいのに…

数分後、鍼を抜かれた後、今度は「お灸しま~す」と言う。
吾輩、いい歳(頃)ではあるものの、鍼も灸も初体験。
「ボクのお灸は『熱い』と感じたら『熱い』って言って下さいね。」と言われた。
意味が分からん。
熱くないお灸が有るのか無いのかも知らないけど、「はい」と言うしかなかった。
なんだかよく分からないけど、複数の燃える物質を置いているみたいで、あちらこちらが熱くなってくる。
どうも燃焼体が小さいみたいで、早く熱くなる。
果たしてどのくらいまで我慢すればいいのか悩んだ。
男子たるもの少々の事に動じてはいけない。
皮が焦げるぐらいでは声を出してはいけない。
爺さんは「熱いでしょう?」と言って一番熱くなったヤツを取ってくれた。
それからは、この程度で「熱い」と言ってもいいのだと分かったものの、場所の指定が難しい。 「右の方」などと言っても、複数の「右」が有るようなのだ。…というか、見てて分からないものだろうか?と疑問を持った。

院内には爺さんの嫁と思われる婆さんがいて、先ほど見かけた患者のお婆さんとずっと喋っている。
梅雨は嫌だとか、息子がどうしたとか、固定資産税が大変だとか、どこそこのヒジキが旨いだとか…

お灸が終わると、今度は「じゃあ次は気功をやりま~す」と言う。
何たること!?
吾輩かつて「気」の本を数冊読みあさった口。
こんな場所で「気」を体験しようとは!!
しかし、「気」についての知識は薄れているし、毎日のように「気」を使っている爺さんに対し、知ったかぶりをしてはならぬ!と思い、無知を装うことにした。

首から背中をまさぐり倒す。
「これはね、マッサージじゃありませんよ。気を送るための準備ですよ。」と言う。
頭からつま先までグリグリされた。
「結構… 筋肉が… う~ん… 何か運動されてますか?」と聞かれた。
まあ、吾輩の鋼(ハガネ)に触れた人からはよく聞かれる質問だ。
「ははは、最近はオナニーだけですよ。」と大上段に構えてやろうかと思ったものの、「手淫」と表現した方がいいのか? などと悩んでしまったので、「ナニもやってません」と答えるにとどまった。

十分にグリグリされた後、爺さんはボクの頭と尻に手を当てた。
「じゃあ、行きま~す。」
「慣れてくるとね、暖かく感じるんですよ」と言う。
「気」とか「眼」とかに対しては敏感な吾輩であるものの何も感じない。

ここで新たなるお客さんが入って来た。
どこかで寝ていた、みどりちゃんがワンワン吠えながら走って来た。
「みどりちゃん、ほら、先生よ先生。」と、何の先生か知らないけど、常連と思われるおじさんのことを、爺さんの嫁が、みどりちゃんに教えるが、みどりちゃんは吠え続ける。
みどりちゃんはアホや。



ありがたいはずの気功のありがたみを感じられないまま時間が過ぎていく。
「振動が伝わりますか?」と聞かれる。
は? まさか、気の流れが振動となっているとでも言うのか? 爺さんがプルプル震えてるだけやろ?と思ったものの、うつ伏せなので確かめられず、「はい。感じます。」と答えるしかなかった。

「表もやりましょう」と言われ、仰向けになる。
ジーンズのファスナーは満開でパンツ丸出し。
再び気功前のマッサージではないマッサージ開始。
胸をもみくちゃにされる。
「先生!これ女性にもやるんですか?」と聞きたくなるぐらい激しく、激しく、激しく、もみ倒される。
マッサージではないマッサージは下へ向かい、左を向いて寝ていた竿が右に倒される。
「先生!そこは… そこは… 凝っていません!」と言いたくなる。
女性以外に触れさせない!と決めているデリケートゾーンをまさぐられた。

それにしても上から下まで、下から上まで、いつ終わるのか?ってなぐらい、もてあそばれた。
どこまでやったら終わるのだろう?
もしかして、潮でも吹かないことには終わらないのではないか?と不安になった。

膀胱辺りをやられた時、激痛が走り、「うっ!」とうずいてしまう。
「痛い?」
「痛いです。」
「自覚症状あります?」
「え? 自覚症状? 何か?」
「ビール飲んだでしょう?」
へ? 何と答えるべきか?と一瞬悩む。
「今日はまだ飲んでませんが?」
「いやいや、昨日とか飲んだでしょう?」
おいおい。昨夜はビールどころか、歌舞伎町で日本酒を一升近く飲みましたけど?と言いたくなるも、敬老の吾輩は「はい。キッチリ飲みました。」と爺さんをたててやった。
「やっぱりね、お酒を飲むとね、内臓が疲れるですよ。」と爺さん得意気。
一年365日中、360日ぐらい飲んでいる身としては内臓が疲れているも何も… とは思うものの、「そこが肝臓ですか?」と馬鹿な質問をしてしまった。
「そこは肝臓じゃないです。」と爺さん冷静に対処。

やっと気功開始。
また、頭と膀胱辺りに手を置く。
振動を感じたので、薄目を開けてみたら、案の定、爺さんプルプル震えているやんけ!

「私のエネルギーをあなたの弱ったトコロに送っているんですよ。」
「先生のエネルギーを? 先生は疲れないんですか?」
「空気中のエネルギーを変換しているからね… まあ、技術ですよ。」
「それは誰から習うものなんですか?」
「教えてる人もいるね。 二泊三日で40万とか取ってる人もいるよ。 でもね、全部は絶対教えないんだよね。 それにみんな自分で暗中模索しながら習得していくもんなんだよね。」
「それは人に教えられるようなものなんですか?」
「昔はね、一子相伝というかね… 一番いいのは自分の子供だよね。 それが無理なら弟子を取ってね… でもこの業界は弟子に喰われるというか、恩を仇で返させるケースが多いんでね、気をつけなきゃいけない世界なんだよね。」
なんだか、いろいろあるみたいだけど、ボク自身は「気」の世界は信じているし、実感しているのだけど、あれは絶対個人が生まれながらに持つ能力を出せるか出せないか、という世界なので、個人差は激しかろうということは充分想像できるし、受ける方の感受性が低ければ関係のない世界かもしれない。…と現時点ではそう思っている。
しかし、年寄りの死にそうな「気」を注入されて、ボクは老けたりしないのだろうか?

まあ、いずれにせよお金をもらって、人の乳や股間をグリグリできるという職業は素晴らしい。

少し大袈裟に「いやぁ、楽になりました。ありがとうございます。」と礼を言って帰った。

オレってつくづく老人想い。

ちなみに6千円でした。
次からは5千円でいいって言われた。
でも、ボク故障少ないし…
でもまあ、面白かったので、暇な時にまた行ってみよう。


A-ha - Hunting high and low
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Comment

2007.07.04 Wed 10:57  エネルギーを変換

エネルギーを変換するっていわれても、あんまりわかんないや
  • #Fs/hXIGU
  • BlogPetの柴田くん 
  • [URL]
  • [Edit]

2007.07.04 Wed 18:10  おおおお…

柴田くん… ちゃんとしたコメントやね… パラメーター変更した?






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プロフィール

清明

  • Author:清明
  • プロの歩行者。
    ハイハイをやめてから現在に至るまで歩きっぱなし。
    「本業は何ですか?」と聞かれることが多い。
    答えは時期と気分で異なる。
    貧乏人でもできる“遊んで暮らす”ことを実践中。

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